
このごろはすっかり飛び道具的な商品や、タオルやバッグなどの布関係が主力になってきている我が社ですが、今日は基本に返って バッジ の紹介。
近年はプリントの技術が年々向上しまして、バッジなども金属にプリントするものがよく見られるようになりました。
それらが出回るようになる前の「バッジ」といえば、七宝仕上げですとか、型を打ってラッカーで色入れした上にエポキシ樹脂をかぶせて焼成のエポバッジですとか、純銀台に金をさした純銀金張ですとか、まるい別珍の議員バッジですとか、そういったものが主流でした。
基本的に金属で型を作って作るのでバッジ本体の作成費のほかに型代が別途かかるので、ある程度数を作る(100個以上)ものでないと1個単価が高いものになります。
また、色と色の間に地金が線として入るので&使える色数に制限がある&グラデーションなどは不可 などの理由があるためデザイン的に制限が多く、と書くといかにもよくないもののようですが、職人の世界で作られるものであるため、プリントものには到底出すことのできない「重み」があります。
たとえば会社の社章バッジがプリントだったらとても安っぽい印象になり、ひいては企業イメージの向上につながりません。
社章バッジはやはり純銀金張・トギエポ・ダムシンあたりで製作されるほうが高級感が違います。
安ければいいという問題ではなく、かといって高くて作れないというのでももったいない。どちらのニーズにも合わせた提案を当社では行っております。(S)